京都府西舞鶴伊佐津墓地にて新墓建立工事

新墓建立工事 9寸やすらぎ墓

 

毎日暑い日が続きます。
現場仕事もあまりの暑さに倒れそうになりますが、休憩しながらなんとか作業しています。8月も今日(31日)で終わりです。お盆休みがあったせいかあっという間でした。

そんな暑い中、新墓の工事が完成しました。場所は京都府西舞鶴伊佐津地区の墓地です。今回、身内の方に不幸がありお墓を建てられる事となりました。

 

工事着工前です。
巻石はすでに据え付けてあります。

 

まずは基礎工事です。草をとって、納骨室を設置する場所に基礎コンクリートを打つために、土を掘り出します。スコップで掘っていきます

 

土出し完了です。人力で転圧する道具を使って地盤を固めます。

 

地盤を転圧した後は、ワイヤーメッシュを敷いてコンクリートを打つ準備をします。木枠の中は、コンクリートを打たずに土のまま残す部分です。

 

コンクリートを流し込みました。養生して基礎コンクリートベース完成です。暑いのであっという間にコンクリートが乾きますが、数日間養生してからお墓を据え付けます。

 

養生が終わり、お墓の据え付けに入ります。コンクリートがガッチリ固まっているのを確認して、型枠を外しています。

 

まずはお墓の一番下の芝台を据え付けます。今回の芝台は、4つの石を組み合わせた4つ石です。継ぎ目は耐震ボンドで接着して据え付けます。

 

芝台据え付け完成です。接着剤だけでなく、ステンレスのL字金具で4つの角をしっかり留めます。石と石が開いたり、ずれたりすることを防ぎます。

 

次に、この上に下台を据え付けます。こちらも耐震ボンドを使用し据え付けていきます。

 

下台を据え付けたら、順番に上台、竿石と耐震ボンドを使用し据え付けます。免震パッドも併用して、地震に強いお墓にします。

※耐震施工についてはこちら→お墓の耐震施工

 

竿石まで据え付け完了です。水平器を使って、最終確認です。

 

次に、目地を耐震ボンドを使用しコーキングします。目地をきれいに入れるため、黄色い養生テープを貼っています。

 

お墓の周り(墓地内)には、雑草対策に防草材マサファルト(水をかけると固まる土)を施工します。土の上に砕石を敷き、その上にマサファルトを均一に広げます。

 

散水して、コテで隅々まできれいに抑えたら、防草材マサファルト施工完了です。草が生えにくくなり、お墓参りが楽になります。

 

防草材マサファルトの上に玉石(那智黒)を敷き、工事完成です!

今回は9寸やすらぎ墓でお世話になりました。『やすらぎ墓
石は中国製AG98です。

納骨も無事に終わり、良いお墓を建てて頂いたと喜んで頂きました。
ありがとうございました。

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